学生時代にバイオハザードで現実逃避

そのうち頭の中はゾンビの姿、洋館の地図や謎の解き方でいっぱいになり、夜道歩いている時に人影を見るたびにそれがゾンビに見えてしまったり、授業中でさえいかにあの部屋から脱出するかシミュレートしたりして、全く日常生活に集中出来なくなっていきました。

ゲームの攻略本や月一度発行されるゲーム雑誌も欠かさず購入していました。

やがてGCだけでは飽き足らず旧作もプレイしたくなり、中古でPS1とバイオハザード全シリーズを購入。

更にゲームだけでなく、作中でバリーというキャラが使っている特殊な銃「サムライエッジ」のモデルガンやジルという主人公のコスチュームまで購入してしまいました。

バイオハサード関係での支出総額はおよそ12万円ほどになると思います。

やめるきっかけとなったのは、全作品おおかたプレイし終わった時期のこと。

その頃私は高校3年生になっており、人間関係も何とか前よりもうまく立ち回れるようになっていました。

アウトドア系の友達が増え、また進路のことを真剣に考える時期でもあり、家にいることが少なくなってきた時期でもありました。

ある日、いつものようにGCの電源をつけ、プレイしていた時のこと。

主人公に迫り来るゾンビを撃ちながら、ふと「自分は一体何をやっているんだろう…」と唐突に思ったのです。

例えゲームの中で銃がうまく撃てたとしても、それが自分のスキルに繋がるわけじゃない。

例えうまく制限時間内に洋館を脱出出来たとしても、所詮はゲーム会社の人間が作ったレールを歩いて楽しんでいるだけじゃないか。

実際の人生の方がうんと面白いし生産性があるんじゃないか。

そう思った瞬間、私はGCの電源を消し、それからもう滅多にゲームには触らなくなりました。

その後は趣味や勉強に没頭し、日常生活がメインの舞台になっていきました。

もう妄想に頭を悩まされることもなくなり、今では辛いことが起こった時は短時間楽しいアニメや映画を見る事はあるものの、長時間ゲームに逃避することはなくなりました。

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